バイシクルネコモト宇品店
e-bikeに1万キロ以上乗っているスタッフが新発売のTREK FX+2を広島市内で乗ってみた件。
2022年9月8日 [バイシクルネコモト宇品店]
2023年モデル e-bike(電動アシストスポーツ自転車) 宇品店試乗車
FX+2 Stagger ¥324,500-(税込)
TREKのe-bikeラインナップにすみ分けができました。
これまでのBoschブランドのユニットを搭載したモデルは、
大容量バッテリー、高出力モーターユニットを搭載した高価格帯の本格スポーツモデル。
この度発表されたFX+2は、本格スペックを見直したスタイリッシュで都会派。
価格を抑えたe-bikeのエントリーモデルといった感じでしょうか。
バイシクルネコモト宇品店の試乗車をいつもの通勤ルートで乗ってみました!!
今回のバイクレビューはマイ通勤号のTREK初代e-bike Verve+(Bosch製アシストユニット)との比較となります。
まずは見た目について
キャッチコピー通り私の乗る外付けバッテリータイプとくらべとてもスタイリッシュなルックスです。
一見するとどこにバッテリーとモーター類が搭載されているか分かりません。ルックスが[いかにも電動アシスト自転車]はお客様のニーズに合わず好まれてないような気がします。見た目に関してはそんな時代のニーズをくみ取ったスタイリッシュなFX+2が優れているかもしれません。
重量について
一番メリットに感じたのは、持ち運びの軽さでした。
自転車を降りて押し歩く場面、軽く持ち上げてバイクを移動させる場合では車体が軽いに越したことはない!と改めて感じました。+5kg以上も重いVerve+と比べると数値以上に軽く扱いやすい印象です。車への積み込みもスムーズに行えました。その他には乗り降り時のふらつきにくさもメリットとしてあるかと思います。
乗り心地の違いについて
⇧橋のちょっとした坂道も楽々走ります!
車体が軽く標準装備の太さ40cのタイヤは街乗りにピッタリの乗り心地。
さきほど述べた通り重量の軽さがFX+2の特徴のひとつですが、車体が軽くなっている分の走行感のメリットはあまり感じ取ることができませんでした。アシストが切れる時速24km以降は車体が軽い分アドバンテージが若干あるかな?という感じです。いざ漕ぎ出してアシスト介入すると±5kg前後の重量差はほぼ気にならなくなるからだと思います。
FX+2の重量の軽さは乗車中よりも、バイクを降りた後の方がメリットが大きいと感じました。
モーターユニットの違い 平坦路
⇧広島の100m道路は信号が多く平坦基調です。ストップ&ゴーもアシスト付きは楽ちんです。
バイクフレームが同じでもアシストの味付けは全く違います。
FX+2のモーターユニット(ハイエナ製)は3~4漕ぎ目に静かにゆっくりとアシストがスタートしますが、
Boschのモーターユニットの場合1漕ぎ目から[ウィーン]と音と立ててパワフルにアシストします。
FX+2はとてもマイルドにアシストが発生するのでバイクが進みすぎて怖い。⇧のような歩行者が多い区間で乗っても怖い!ということがありませんでした。初めてアシスト車を購入される方にとっては扱いやく安全かもしれません。そのくらい味付けが違うのです。
モーターユニットの違い 登坂性能
⇧団地の10%以上の激坂区間。
結論から言いますと、登坂性能は本格モデル(Bosch製)に軍配です。
まずカタログスペックを比較すると
・FX2+は最大トルク40Nm 後輪軸アシスト(ハイエナ製)
・私の愛車は最大トルク50Nm(上位モデルは75Nm) クランク軸アシスト(Bosch製)となります。
トルクの強さとクランク軸アシストのBoschユニットはとてもダイレクトかつパワフルなアシスト性能です!
後輪軸アシストのハイエナ製ユニットはアシストが少し遅れて発生します。やはり登坂性能のみで比べてしまうと本格仕様のBoschユニットはとてもパワフルだと改めて感じました。
付属パーツ、実用性について
バッテリー給電の前後ライト、前後ドロヨケ、キックスタンド、リアキャリアなどが最初から付属しており、何も買い足すことなくスタートできるとても実用的なスペックです。通勤通学、お買い物、日常の移動手段としてはどちらも差がなくお勧めできます!
バイシクルネコモト二葉店、宇品店にFX+2の試乗車を設置しております!
気になる方はぜひご来店ください!
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