バイシクルネコモト宇品店

リムブレーキのロードバイクを最新のシマノ「電動Di２」で１２速化！

こんにちは！フジポンです。

ジロ・デ・イタリアが閉幕しました。世界最高峰の走りは見ているだけで感動でした。
広島カープの試合も気になって仕方がないのですが、イタリアからも目が離せない毎日でした。
TREKチームはいまいちでしたが日本人の新城幸也選手はとても健闘されましたね。

そのジロ・デ・イタリア出場選手のバイクを見るとコンポーネントはシマノやスラムなどの電動ばかりですね。

今回はお客様がシマノ最新の電動コンポに載せ替えられたのでご紹介したいと思います。

しかも面白いのが新しいフレームではなく、２０１９年モデルのエモンダSLのフレームだということです。
油圧ブレーキではなくリムブレーキモデルです。
これを１２速の最新アルテグラにしていきます。
ただしリムブレーキモデルはSTIレバーからワイヤレスで変速させるのではなく。今まで通りエレクトリックワイヤーが必要な有線式となります。

しかしスマホなどと無線でペアリングはできるので、ワイヤレスで各種のセッティングやバッテリー残量の確認など行えます。

それでは作業を行います。まずは今までのコンポーネントやワイヤー類を外していきます。

ホイールを外した状態で機械式コンポーネント時の重量を計ってみました。「５．１㎏」でした。
Di２コンポにして何㎏になるでしょうねえ？

それではDi２を取り付けていきます。




フロントのシフトワイヤーが無くなりました。ワイヤーが通っていたいた穴はつぶします。すっきりしますね。

「新型アルテグラDi２　１２速」　組み上がりました。　さて重量は…、…、…、なんと！機械式コンポの時と全く同じ「５．１㎏」でした。

それでは最終チェックに入っていきます。
旧型に比べて変速スピードを大幅に向上させただけのことはあります。変速の確認を行いましたが、驚くほど速くて、かつスムーズです。
電動コンポはレースをする人のためだけではなく、手の小さい方や女性など握力が少ない方にもおすすめです。
指先に力を入れて、大きくレバーを押し込む必要がなく、スイッチを押すだけですから。
私も当初は「わざわざ電動にさせる必要なんかない。」と思っていましたが、使ってみると電動コンポが手放せなくなります。
とっても楽でストレスがなく、漕ぐことだけに集中できる感覚です。

そしてDi２の良いところ。お手持ちのスマホなどで簡単にセッティングやバッテリー残量が確認できます。

ぼやけていてすみません。スマホでセッティング、ソフトウェアのアップデートを行っている画面です。
とても簡単ですよ。
今回ご購入いただいたお客様はダイレクトドライブ式のローラーにセットしたり、外に出るときはホイールを付けたりして、その都度変速調整が大変だったようですが、Di２にして変速調整が簡単になったと喜んでおられました。

「そろそろオーバーホールしようかなあ…。」「コンポをアップグレードしたいなあ。」と思われている方はぜひ新型Di２をご検討してみて下さい。
詳しくはスタッフまでお気軽にお尋ね下さい。　　　　藤

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