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バイシクルネコモト宇品店

TREKのe-bike Verve+に1万キロ乗ってみた!!忖度なしで勝手に語ります。その②

2022年6月23日 [バイシクルネコモト宇品店]

バイクスタッフブログ

今回はその②です。⇒その①はこちらから。

 

アシストモードについて。

Trek Verve+のe-bikeの場合アシストモードは、ターボ・スポーツ・ツアー・エコの4つです。
⇩こちらが1万キロ走行分のアシストモードの使用比率です。

1万キロの総走行距離で[アシストあり領域]での走行距離は約5,700kmです。
その内の62%を[スポーツモード] 32%を[ターボモード]を使っているので、ほぼこの2つのモードしか使っていない。という結果に。

私は通勤中の街乗りシーンでは基本[スポーツモード]を使っています。
これは好みの問題かもしれませんが、ツアーモードとエコモードはバッテリー節約のためにアシストレベルが抑えられているので[アシストの恩恵を受けて走っている!]感じがありません。スポーツモードは、アシストの入り方が丁度いいと私は感じています。

 

ターボモードについて。

街乗りシーンで[ターボモード]はオススメしません。
漕ぎ出し発進時のアシストがかなり強烈です。歩行者や他の自転車の方への安全配慮のために使用を避けています。
そんなにスタートダッシュを決める必要ありません(笑)

ターボモードは、通勤帰りの自宅近くの坂道(約800m)のシーンのみで使用しています。10%以上の激坂なのですが、アシストが介入すれば時速10~15km前後でスイスイ走ります。ほんとに楽です!
自宅近くの坂を上る度にe-bikeを買ってよかった!と感じています!

 

e-bike(Boschユニットの場合)の乗り方のコツ

Bosch製パワーユニットのe-bikeでは、ケイデンスが高い状態でしっかりとアシストが掛かります。
重たいギアでトルクを強めてアシストを受けるのではなく、スポーツ自転車らしくケイデンス高めに漕いだ方がスムーズかつ最大のアシストを受けられます。このアシスト介入の仕組みがママチャリタイプの電動アシストと違う部分かと思います。

 

1万キロパンクゼロ!e-bikeのタイヤは、太くて肉厚で丈夫で重たいタイヤがベストマッチ!?

自慢したいことがあります・・・
なんと1万キロ走りましたが一度もパンクすることはありませんでした!

1万キロ走った中でパンクを未然に防ぐ為に、タイヤ&チューブ交換を2回行いました。
そもそもe-bike用のタイヤは重たい車体を支えるためにとても太く肉厚なので、パンクしにくいというアドバンテージがあります。

スポーツ自転車のパンクの原因とは。

①タイヤに異物が刺さりチューブまで貫通。
②段差でタイヤを打ち付ける(リム打ち)⇒適正な空気圧管理が必要
※この2つの要因はタイヤが肉厚でボリュームのある太目のタイヤである方が避けることができます。
③タイヤ&チューブの消耗、劣化による原因

ボリュームのあるタイヤを適正な空気圧で管理し、適度な時期にタイヤ&チューブを交換すれば
パンクする確率をグッと減らすことができますよ!!

 


頑丈なタイヤな分、その他街乗り使用のスポーツ自転車と比べチョー重たいタイヤを履いている訳ですが、漕ぎ出し時にはもちろんアシストが発生するのでタイヤが重くて進まない・・・なんてことはありません。

タイヤが重たい分、速度が上がった後の惰性で進む感じがとても強く意外とにすぐに失速しません。
耐パンク性も安全性も走行性能もプラスになる太目のタイヤはe-bikeとの相性が良い!と1万キロ乗って感じました。

 

e-bikeのバッテリーについて

電動アシスト自転車の消耗品といえばやはり[バッテリー]ですね。
こちらのデータをご覧ください。


リチウムイオンバッテリーの消耗と劣化を早める原因は大きく分けて2つ。

[満充電サイクル]と[バッテリーの保管温度]です。

私のバイクの場合、満充電サイクルが95.7回となっています。
満充電サイクルとは、バッテリー残量が0%の状態から100%へ充電するとカウントが1となります。
ただ実際の使い方では、バッテリー残量15%で充電⇒100%へ満充電(カウント0.85)のような使い方が蓄積されていく。ということになります。どれだけ乗ったよりも、どれだけバッテリーを使い充電したかが消耗の目安になります。


バッテリーの保管温度にも気を遣うことで寿命が伸ばせるそうです。
私のバイクの場合真夏の炎天下。屋根の無い場所で一度だけ長時間駐輪してしまったことがありました。
それが最高温度50℃であったとしっかり記録されています(笑)こういう使い方は避けるべきですね・・・

私のバイクは、1万キロの総走行距離でのアシスト領域(各アシストモードの合算)が5700kmとなります。
満充電サイクルが100回目前ですが容量(走行可能距離)が減ったな・・とはまだまだ感じていません。

⇒詳しくはBosch公式サイトにも記載があります。

 

その他e-bikeの消耗品について。

車体が重い分通常のクロスバイクと比べ、ブレーキパッド&ブレーキローターは擦り減りが若干早めな感じです。
ですが普通と比べ倍以上擦り減る、なんてことはありませんでした。
交換の際の参考価格は、ブレーキローター1枚 約¥1,400- ブレーキパッド約¥910-ほどです。※工賃別

それ以外は特別e-bikeだからといって特殊なこともなく普通のクロスバイクと同じくらいのランニングコストかと思います。

 

以上、私がTREKのe-bikeに1万キロ乗った感想でした!
総走行距離が2万キロ超えたらまたe-bikeのレビューしたいと思います!

 

広島市のTREK(トレック)ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク。スポーツ自転車専門店 バイシクルネコモト

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